ヴェイパーウィーブという雑貨屋100均でよく見る防水買い物エコバックのような素材がアッパーに使用されているNIKEヴェイパーフライネクスト%を履いてみたレビューです。
個人的にはフライニットのヴェイパーフライのほうが足首のホールド感があってブレないのでしっくり来るかなという印象でした。
ただ耐用距離が大幅に増加して600kmまで強化されているのでこれまではレースでしか使えなかったヴェイパーフライを普段の練習にも使えるようになったのは大きな進化点かなと思います。
【個人的見解】ヴェイパーウィーブはフライニットと違い足首がぶれてしまう
あくまでイチ個人の意見であり異論も反論もお受けしておりませんが、NIKEランシューよいしょレビューばっかりしていてもあれなので本音で書きます。
ヴェイパーウィーブの薄いプラスチックのような素材は軽量化通気性を最優先にした結果どうしても走っていて足首のブレを感じずにいられませんでした。
スースーするといいますが、走っていて接地の度にあちこちに隙間を感じるのです。。
それは同じ素材を使っているズームフライ3も同様でしたが、足を甲を覆うタン(ベロ)とアッパーが一体型になって足首のフィット感がある分ヴェイパーフライネクスト%よりホールド感が高く感じました。
ただヴェイパーフライネクストとズームフライ3では1足あたりの重さが70g以上違うのでそもそものコンセプトや想定ターゲットが違うのだと思いますが。重さのわりに速度も出せるのでズームフライ3という選択肢も十分にありだと思います。
シューホール(靴紐を通す穴)の1番上に靴紐を通すことで多少ブレを感じずに済みますがフライニットのホールド力に満足していた私としてはこれが進化点なのかなと若干残念な気持ちになりました。
2020年春時点ではもうフライニットシューズを作る予定はなさそうですが、アルファフライがまた似たようなニット素材として復活してきましたね。
ウルトラマラソンやミドルロングのトライアスロンレースランパートで履くのであれば通気性アップや撥水加工も重要かと思いますが、フルマラソンくらいまでの距離にここまでのモデルチェンジが必要なのか少し疑問です。
ただ、ヴェイパーウィーブシューズも走り慣れてくればまた違ってくるのかもしれません。