ランニングシューズ

【比較】ヴェイパーフライ4%とズームフライ、フライニット厚底違いは?

ヴェイパーフライ4%ズームフライフライニット比較

2019年1月発売のヴェイパーフライ4%フライニットロイヤルブルー(AJ3857-400)とズームフライフライニット、シリアスランナー用のNIKE2大厚底シューズを履き比べてみた比較です。
クリック合戦に敗れて涙を呑むこと数回。。
絶対本当に必要としているランナーの手元にいってないだろと唇を噛みつつ待つこと数ヶ月。

ヴェイパーフライネクスト%は箱根駅伝効果で一時的に欠品しているものの、ステップスポーツ楽天市場店で予約しておけば千円以上分のポイントバックも付いてきて買えると思います。




念願の?ヴェイパーフライはステップスポーツ新宿本店店舗でなんとかゲットできました。

両方履いてみた結論ですが、フルマラソン2時間55分の体幹弱く腰痛・坐骨神経痛持ちのぽっちゃりジョガー的にはまだまだインソールも足型に合わせてカスタムして怪我防止できるズームフライフライニットで十分な気もしました。
別大マラソン2019は予定通りズームフライフライニットで行く予定です。

ヴェイパーフライ4%ローヤルブルー

2019箱根駅伝ランナーの5人に1人が履いていたNIKE厚底ヴェイパーフライ4%

2019年の箱根駅伝でNIKEシューズを履いたランナーが230人中95人というデータが出てましたが、さらにそのうちヴェイパーフライ4%は40人ほどのランナーが着用していたとのこと。
およそ2割の選手が同じシューズを履いているってすごい確率ですよね。




そういえば大迫傑選手が日本記録更新した2018年のシカゴマラソンでも上位選手の履いているシューズを見てみるとクリムゾンレッドのヴェイパーフライだらけでしたね。
その他のランナーはストリーク6などの昔から履きなれた陸上長距離部御用達シューズを選択していたようです。
2019年発売した青のヴェイパーフライ4%とズームフライ、全く同じ色と素材のアッパーソールを使用しているようですが、ソールとの境目のラインが赤か黒かで見分けられました。
あと靴紐がヴェイパーフライが青、ズームフライが白でした。

箱根ランナーの5人に1人がヴェイパーフライ4%

新宿三丁目のステップスポーツ新宿本店には ♯厚さは速さだ のナイキ厚底シューズのポスターと共に設楽悠太選手のサイン入りヴェイパーフライ4%が飾られていました。
東京マラソン2018で当時の日本新記録(現在歴代2位)を出した時にはいていた実物でしょうか。

♯厚さは速さだ 設楽悠太選手のサイン

ヴェイパーフライとズームフライ、ズームXの有無で衝撃吸収力はどれだけ違うのか

ズームフライフライニットを履いた時に元祖からの進化を感じられてサブ3も取らせてくれたので十分完成されたいいシューズだなと思ったのですが、ヴェイパーフライ4%フライニットはソールにペガサスターボにも組み込まれている航空宇宙素材ズームXを使用することで足への衝撃緩和をより強く意識して開発されててさらに斜め上を行く感じでした。

シマノのコンポで例えると(ロードバイク乗りでない方、意味不明な例えですみません。。)アルテグラとデュラエースくらいのプロにしか違いがわからない性能差かなと思っていたのですが、いい意味で違っていました。

今レースに履いている反発力があるズームフライフライニットにペガサスターボを履いた時に感じたぐにゃっとした足に優しく柔らかい感触がプラスされた感じです。
これが30km、40kmと長丁場のレースになると後半の足へのダメージ度合いが少なくて済みスパートの余力を残せるように設計されているのかと。

機能面だけに着眼してみて端的に言うと「ズームフライフライニット+ペガサスターボ=ヴェイパーフライ4%フライニット」ということになるんでしょうか。

NIKE厚底ランニングシューズラインナップ

地面から受ける衝撃を全力で吸収してくれる分フルマラソン4回分くらいでお役御免になるんでしょうね。
耐用距離200kmももたないという事実。。

体脂肪率15%ぽっちゃりジョガーな私だったらもっとへたるのが早いかもしれません。
大事に履かないといけない本命レース用の勝負シューズですね。

ポイント連ですら使うのはためらいそうな位コスパ面では正直疑問符が残りますが、反発力も衝撃吸収力もバランスよく1つのシューズにまとめているなという印象です。
ただペガサスターボをはじめて履いたときにも感じたのですが、ツンとした感じの反発力が売りのズームフライに履きなれているとヴェイパーフライ4%のズームXが柔らかすぎと感じる方もいるかもしれません。
色は似通っていてぱっと見た感じ見分けがつきませんが、全く別物のシューズと色んな方がレビューされているのがようやく身をもって実感できました。




接地感がズームフライとヴェイパーフライでは違ってくるので、世界記録保持者エリウドキプチョゲ選手も福岡国際2018で優勝した服部悠馬選手も日頃のジョグ練習はペガサスターボで足慣らししているようですね。

ヴェイパーフライとズームフライ、フライニット厚底シューズスペック重さ比較

以下写真、左がズームフライフライニットのリピート2足目で右がヴェイパーフライ4%フライニットです。
定価で1万円差があります。
白のズームフライフライニットは足立フレンドリーハーフ多摩川マラソングランプリ西東京30Kと少々ポイント連で使用しており総走行距離100kmほどです。
ランデザインのアーチ落ちを防ぐカスタムインソールを入れているので既製品よりも若干厚みがありホールド感が強くなっています。

一方ヴェイパーフライはインソールの取り外しは仕様上不可能なのでノンカスタマイズです。
2足を手に持ってすぐわかるのですが、ヴェイパーフライ4%フライニットのほうがソールが厚めなのに断然軽いです。

ヴェイパーフライ4%FKとズームフライFK

ズームフライは多少走った後とはいえ、2足を後ろから見るとソールの厚さが1cmほど違うことがわかります。ヴェイパーフライはソールだけ見る限り200km以上耐用距離ありそうですが。。

ズームフライFKは4cm弱

ヴェイパーフライは厚さ5cmくらいはありそうですね。

ヴェイパーフライ4%FKは5cm弱

ズームXの素材自体、瞬間的なパフォーマンスアップが目的で市民ランナー向けに長持ちすることを念頭に採用されたものではないのかもしれません。
キロ3分台前半で最後まで押していける福岡国際やびわ湖、東京準エリート、別大カテゴリ1ランナー向けの至高の一品のようです。

ソールが厚いヴェイパーフライフライニット

片足分の重さを比較してみました。まずはズームフライ266g。

ズームフライフライニット266g


次にヴェイパーフライ4%235g。
わずか30gの差ですが手に持った瞬間にわかるほど違っていました。

体重多めメタボジョガー的には軽さの恩恵を受けるのはまだ時期尚早で、その前に自力でもっと痩せろという話ですが。。
BMIが19前後くらいの方でバッチリ身体を作り込まれてこれ以上減量はキツイという方には効果を実感できるかもしれません。

ヴェイパーフライ4%フライニット235g

ソール裏はまったく同じ形状になっています。ターサーのようなポツポツ滑り止めタイプではないので接地の際グリップ力が弱いと感じる方もいるかもしれません。
多摩川砂利道コースをズームフライフライニットで走った時に滑りすぎでよろけて転倒しそうになったのですが、不整地砂利道やトレイルとの相性はあまりよくないかと。
整備された一般道向きですね。
ただ個人的はこちらのフラットな方が長持ちするので好みです。

ソール裏は同じ形状

Yoshinori Ikeda

体重88kg体脂肪率27%陸上経験無しメタボが、ランニング・水泳・ロードバイク・筋トレで20kg以上減量してサブスリーランナーになった実録記です。

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